手足のしびれ

手足のしびれ

 

手足のしびれは、さまざまな原因で起こることがあり、重大な病気が原因になっている場合もあります。しびれがある場合、まず原因を特定することが重要になってきます。

 

 

重い荷物を手でもっていたとか、長い時間歩き続けて疲れたのが原因とか、はっきりわかっている場合は様子をみてもいいと思います。しかし、何の理由もなく手足がしびれると感じる時は、体に何か重大なことが起こっていることが多いのです。

 

 

しびれには、神経が原因の場合と血管が原因で起こる場合があります。椎間板ヘルニアなどの神経障害で起こるしびれと、糖尿病などの血管障害でおこるしびれです。

 

 

急に片側の手足、右手と右足、左手と左足などがしびれて感覚がなくなってきたという場合には、命に関わることがあります。このような場合、脳の疾患が原因で手足にしびれがおこっていることがあるので、脳梗塞や脳出血、あるいは脳腫瘍などの重大な病気が原因と考えられます。

 

 

そこで、まずはしびれの原因を確定することがもっとも重要になってきます。痛みと違って苦痛の度合いが薄いということもあり、病院へ行くことを先延ばしにしてしまいがちですが、症状が強まったり長く続くときは必ず受診しましょう。

 

 

神経内科や整形外科を受診するのが一般的ですが、どの科を受診して良いか分からないときは神経内科へ行くのがよいでしょう。